コレクション: 着物

ヴィンテージ着物は、昭和中期から後期にかけて作られたものです。現代の着物と比べると、伝統的な技術を多用し、より手間ひまがかけられておりながら、同時に独自のデザインや色彩を持っています。ヴィンテージ着物は、個性的なデザインを求める人々にも人気があり、モダンな装いに取り入れることで、他とは違うファッションを楽しむことができます。

・「おはしょり」(アジャストメント)のサイズ加工は、オプション(¥5,000でご注文ください。

・おはしょり は、一般的な着物風の「adjustment to outside」(参考写真)と、「adjustment to inside」(参考写真は「adjustment to outside」です)の2方法がありますのでそのどちらかを選んでください。着物風に着る目的を持たないお客様は「adjustment to inside」を、お勧めします。

 TAMAKO からのアドバイスとして、

・おはしょりを作るための丈の長さは、110㎝、115㎝、120㎝、125㎝、130㎝、135㎝、140㎝、145㎝の8段階から選んでいただけます。あなたが「adjustment to outside」を選択されるのであれば、あなたは、実際の着物より15㎝以上短い長さを選んで指定する必要があります。

 (参考:計り方:『背骨の一番上の骨【頚椎(Cervical spine)C1】から、くるぶし』までの長さが、日本の伝統的なおはしょり「adjustment to outside」を施すための、大まかな目安の長さとなります。これを最大値として、110㎝~145㎝のうちでお好みの長さを指定してください)

 

着物の長さと「おはしょり」について

 「女性用の着物は何故こんなに長いのですか?」と私たちはお店でお客様から毎日のように質問されます。

 あなたは、舞子や芸妓が室内で着物の袖を引きずっているのを見たことがありますか?

 古い時代、日本女性は室内では西洋のロングドレスのように着物の裾を長く引きずっていました。

 しかし、現代では日本の女性は多くの仕事をするようになったので着物を一本のひもで調節をして着ることが一般的になりました。

 着物は本来とても高価なものなので、身長の異なる、彼女の娘や孫娘がそれを受け継ぐことが一般的でした。

 そのため私たちはいつでも自由に着物の長さが調節できるように着物を切らずに調節しています。これを「おはしょり」と呼びます。

「おはしょり」アジャスティング・サービス(オプション)

 AOI KYOTO ANTIQUESではこの伝統的な着物の着方を踏襲して、お客様の身長あるいは好みに合わせた丈の長さ、をそれぞれのお客様にお選びいただき、日本古来からの方法である“手縫い”により着物の長さを調節するサービスをオプションでお選びいただけるようにしました。

 このサービスをご利用いただくと、どなたでも簡単に着物を着ることができるようになると考えています。このサービスの加工に必要な期間は約2週間です。従って、すべてのビンテージ着物に施す日本の着物専用のCleaningにかかる期間(約2~4週間)と併せて、受注後1か月~2ヶ月ほどのお時間をいただくことをご了解ください。